スポーツと遊びを活かして、「生きる力」を育みます!

サインとふぃーるは、障がいのあるお子様のために、放課後や長期休暇中の居場所となる療育の場のご提供を行っております。とくにスポーツと遊びを活用した療育に力を入れています。
心身機能・発達状況は、お子様一人一人で異なります。そのため、多くのプロスポーツ選手のトレーナーを務めてきた指導者が、一人一人のレベルに合わせたプランを立て、運動のひとつひとつの意味を吟味しながら、お子様には「遊び」と感じられるように工夫して、楽しいものにしていきます。
お子様にも、いつか巣立つ日が訪れます。その日のために人とかかわっていく力を育み、社会性の基礎を築きたいと思います。

Point 1

( 財) 日本体育協会公認アスレチックトレーナーの資格を持つトレーナーが、お子様それぞれの能力に合った運動プログラムをつくり、指導します。ボールを受け渡しするといった簡単なものから、やや複雑な動きまで、無理のないペースで少しずつステップアップしていきます。

Point 2

衣服を着る、たたんで引き出しや箱にしまう、手を洗うというような日常生活上のことができるように、サポートを行います。自分の身の回りのことを、自分自身でできるようにしていきます。

Point 3

集団生活への適応トレーニングや、パソコンを利用するといったソーシャルスキルトレーニングを行い、コミュニケーション能力を身につけ、生活の幅を広げて行きます。

個々の能力にあった運動プログラム

当施設ではアスレチックトレーナーが個々のお子様に合った運動メニューを考え、バランス感覚を養います。
(例)転びやすく、ケガが多い子/ケガはしたくない
転ばないような体力づくりをしていきます。
(例)身体を動かす機会が少ない子
持久力、耐久性が低下ぎみです。楽しみながら身体を動かし、体力をつけていきます。

ボールを使った療育

ボールの上に座ったり、腹這いや仰向けに乗ったりして、バランス感覚を養います。

ホイールを使った療育

ゆっくり歩いたり、ある色のホイールだけ飛んだりします。とっさの判断力や反射神経を強化します。

トランポリンを使った療育

高低をつけてはねたり、手や足の動きに変化をつけたりして、身体能力を高めていきます。

ラダーを使った療育

1マスずつ歩いたり、間を空けて歩いたり、走ったりして、体の動きをよくしていきます。

社会への適応力の養成

日常生活の動作や集団の中での関わりを通して、ソーシャルスキルをUPさせていきます(SST:ソーシャルスキルトレーニング)。
自分の気持ちや考えや用件をうまく相手に伝える方法や、行うべき動作の過程を学び、達成する喜びを味わうようにします。そして、社会で生きていくための適応能力を養っていきます。

(例)友だちに物を借りたいけれど、言えない。 受け答えが出来るようにロールプレイで反復練習を行い、体感することで言葉が出せるようになります。

(例)語彙を増やし、想像力を高めたい。 クイズ形式で「言葉さがし」「感情あて」などを行うことで、状況に則した言葉や感情の表現ができるようになっていきます。